2.4Ghzについて思うこと
人々を守るため『混信等で重大障害を起こすおそれアリ』とのお題目で
昔から頑張って規制強化し続ける人々に言いたい、本当の目的はなん? 2010年2月21日 大熊博幸


日本国の電波法で規定では模型用電波はは27Mhz、40Mhz帯(水上陸上8波と空5波)と72Mhz帯(15波)で
ラジコン用の通信方式は、単向通信方式のみが認められています。
で、ラジコンの2.4GHzは双方向通信で確認しながらやっていますね
つまり2.4Ghz帯は無線LANとか色々無線データー通信で開放されています、問題は電界強度(送信出力)のことだけです...

さてその電界強度(送信出力)の規定ですが、
日本では特定小電力(判りやすい表現では1mWもしくは10mW)の分類があり無線開局申請、無線従事者免許などは要求されない
つまり『かすみ』みたいなうっすらとした電波以外は、大変な労力を使ってくださいとのことです。それ以外は法令違反で
『1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する』と高飛車に脅す人がいますが、どうなんでしょうか...俺は犯罪者か。

私が考えるにはFCC(米国連邦通信委員会)やCE(ヨーロッパ連合の安全マーク)
の認可を受けている通信製品はOKにするべきと。


身近な電波のこと考えても国内とFCCの歴史違い

1)米国ではラジコンの周波数は日本の数倍のチャンネルが割り当てられています。なぜでしょうか?
2)FMラジオ聞いてください、日本はがら空き、米国では田舎に行ってもいろんな放送局が聞けます。
いろんなジャンルが流れています
3)米国ではトラックが使うCB無線は合法で現在も使われています、コンボーイに2本立てたアンテナを見ます
日本で昔から小電力のみでそれ以外はすべて違法無線でくくられています。まじめに働く労働者も逮捕されていきます
4)一般に売られている合法トランシーバーは先ほどの特定小電力ですので同時通話でのクレーン作業では危険が伴います
認定品は面白いですよ連続3分以上通話したら1mWに自動的に落ちるように要求されています。
理由は皆が平等に使えるようにとか...1mWでは人が死にます。
米国ではこんなくだらない縛りは有りません。どんな業者の方でもジャンジャン簡単に使える規格です

同じようなレベルの生活環境ですが...

電波行政関係者に求めます『
何でFCC規格品でもダメなの?
FCCの許可基準は甘いとお考えなのでしょうか?FCCは米軍施設まで管理する大きな権限を持っています。
世界で認められた標準ですよね
特定小電力規格の電波は弱すぎて危険です、今の10倍でもまったくご迷惑をおかけしないと思いますが

メーカーさんも内心同じ気持ちだと思います。

以前、滋賀県のジャイアン君が今年のラスベガスのレースに行く予定であるけど
『日本で購入したフタバ3PKの2.4Gのモジュールをアメリカに持っていくけど、電波が弱いけど大丈夫かな?』と心配そうな小さな声
『それとも米国で使う為に向こうのをもう1台買った方が良いかな〜?』と相談受けたので
私と同じで彼も生活が大変困窮してるみたいなので日本仕様を米国仕様にして遠征費用を軽減するスケジュールを組んだ

なんと解析の結果できました!国内仕様から米国仕様に
日本に戻って元に戻せば済むことですからね、彼は逮捕されませんね。

なっんと測定装置は”泣く子も黙る”Anritsu MS2602A Spectrum Analyzer(国産高級車1台きます)でいきます誰からも文句が出ないように

この作業してして判ったことは同じホッピング方式でも私が愛用している米国のXtremeLinkR transmitter module
は電源スイッチ入れた時に1度だけ電波が出て受信機のスイッチ入れるまで出ません。

フタバのはモジュールは電源スイッチ入れた以降『ハアハア』とお構いなしに発射しています。
どうなんでしょうかスタートアップ時に双方向通信のメリットを生かしきれていないので少しプログラムを工夫できないかと...
それにデジタルサーボ以外は面倒なフイエルセーフ操作を毎回要求すると不親切OS設計、実際走行前に面倒でだれもしない。
これもプログラムしだいで1度で受信機側に記憶させること出来ると思うけど。

だれか『フタバの営業戦略』言ってたけど...私は嘘と信じたい。

アンテナについて
フタバのモジュールに添付されている説明書にステックタイプの3VCの装着画像ありましたが本当にこれで問題ないのでしょうか?

私の知人がサーボがガチャつくので『アンテナを下のほうに向けたら』収まったことを発見しました。
純正のアンテナを分解して解析しました。キャリングバー(金属の取っ手)との干渉を考えればあのような装着方法は推奨できません。

受信機のアンテナ部分は約26ミリ出ていますがオプションのロングワイヤーケーブルアンテナに交換時には
ついでにアンテナ部分は83ミリぐらいに変更の工作するのも受信の受けを助ける可能性を秘めています。
ボートには十分にアンテナ上げるスペースは有りますので検討する価値はあります
1/4の波長設計のアンテナをを3/4波長に変更しても学問上わずかな数値しか上がりませんが、
実際のところ空気中とのインターフェース(接触面)増大は運用メリットが有りますよ、参考までに。

標準規格適合証明シールの商品を勝手に構造変えては』電波法違反と叫ぶ人もいますが
改善のため2.4GHz受信機のロングアンテナケーブルに変更したのは世界で私が最初でした。←たぶん
それから数ヶ月後ボートマンのヨーロッパ人がしましネット上で公開しました。
それからのちですフタバがやっとオプションでロングタイプを販売したのは。

最後に
ジャイアン君から手間賃3,000円と送料500円で合意してもらったので嬉しかった。☆!        2/21 大熊